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共同運営マガジンの設計

1185 文字·3 分
mota
著者
mota
AI開発、個人開発、ベトナムでの仕事と暮らしについて書いています。

以前に参加した共同運営マガジンを、私は二日目で読むのをやめました。

宣伝の投稿が並んでいて、通知が止まりませんでした。 参加している人の多くは、自分の記事を置きに来ているように見えました。 一日に何十本も流れてくる場では、誰の記事も読まれません。

自分で作るときに避けたかったのは、この状態でした。

参加資格でふるいをかける
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設計にかけた時間は10分ほどです。 決めたことは多くありません。

参加できるのは、自分が作ったツールに課金しているユーザーだけにしました。

この一点で、集まる人がかなり揃います。 フォロワーを増やす目的の人や、宣伝だけをしたい人は、わざわざ課金してまで入ってきません。 入ってくるのは、そのツールを使って書いている人です。

運営のルールで行動を制限するより、入れる人を絞るほうが、私にとっては軽い方法でした。 制限は毎回こちらが判断して伝える必要がありますが、参加条件は一度書けば動き続けます。

投稿の上限を決める
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もう一つ決めたのは、一人が一日に投稿できるのは一本まで、という上限です。

上限がある場では、通知が読める量に収まります。 読める量に収まっていると、実際に読まれます。 読まれると、投稿した側にも意味が出ます。

上限を設けると投稿数は減ります。 減った状態のほうが、場としては機能していました。

判断に使っている三つ
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新しく何かを足すとき、次の三つで見ています。

  • 自分が通知をうるさいと感じないか
  • 参加している人が居心地よく感じるか
  • 記事の数を増やすだけの場になっていないか

一つ目を最初に置いているのは、私が開かなくなった時点で場が止まるからです。 参加者にとって良さそうでも、自分が疲れる施策は入れません。

三つ目は、数字が伸びているときほど効きます。 投稿数が増えているときは、うまくいっているように見えます。 その中身が、読まれない記事の山になっていないかを見ます。

紹介を自動化する
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手をかけずに動いている理由の大きな部分は、ここにあります。

マガジンからランダムに二本を選んで、毎日SNSへ投稿するツールを作りました。 やっていることは単純です。

このツールが三つの働きをしています。 参加者は、自分が見逃していた記事を知れます。 紹介された人は、自分の記事が外に出たことを嬉しく感じます。 そして場の全体が、私が何もしない日にも動きます。

盛り上げる作業を自分の稼働から外せたのは、参加者を励ましたからではなく、紹介の仕組みを一度だけ作ったからでした。

目指している状態
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この場について、私は「静かだけどちゃんと活発」という言い方をしています。

賑やかにする方向へは寄せていません。 通知が多い場は、参加している時間が長い人にとっては楽しく、それ以外の人にとっては負担です。

小さな違和感を避け続けた結果として、いまの形になりました。 参加者が増えたら同じ設計で回るかどうかは、まだ分かりません。