プログラミング学習の順番を組み直す
プログラミングスクールに通っていた頃、講師が Flask と Django の話をしていました。 クライアントとサーバーの説明も受けました。 何ひとつ頭に入らないまま、私はそこを離れています。
そのあと Progate を触りました。
HTML と CSS は進みます。
JavaScript に入って for が出てきたところで、画面を見ているだけで眠くなりました。
WordPress も一通り触りましたが、作れるようになった感覚はありません。 自分の理解力の問題だと思っていました。
二年ほど空けて、paiza で Python の問題を解き始めたときに、それまでと違う感じがありました。 同じ頃、卒業論文のために形態素解析の辞書を作っています。 必死だったので、paiza で覚えたことを繋げて動かすしかありませんでした。 新卒で入った会社で、物理サーバーに Node と Express を入れて、React から呼んだときにも、また違う感じがありました。
同じ for が、二年後には入ってきます。
その差がどこにあったのかを、この連載で順番に辿ります。
この連載を読み終えたときの状態#
- 自分がどこで詰まったのかを、理解力ではなく順番の側から言葉にできる
- 次に何を学ぶかを、教材の目次ではなく自分の問いから決められる
- AI にコードを書かせたとき、その提案を評価する足場がどこにあるかが分かる
想定している読者#
一度プログラミング学習に挫折した人を主に想定しています。 教材の説明は理解できるのに手が動かない、という状態にいる人です。
AI にコードを書かせているものの、出てきたものを判断できずにいる人にも当てはまります。 発注する側やディレクションする側で、エンジニアとの会話に入りきれていない人も同じです。
私が確かめたのは自分一人の経路だけなので、万人向けの方法ではありません。 手を動かしながら体で覚えるほうが早い人には、この順番は遠回りに感じられるはずです。
目次#
第1章から順に読む形で書いています。 各章の末尾から次の章へ進めます。
1124 文字·3 分
やりたいことから始められなかった
1089 文字·3 分
選べるものを増やす期間
1249 文字·3 分
呼ぶ側と呼ばれる側に分かれる
1159 文字·3 分
一度消えてから保存する
1052 文字·3 分
フレームワークを最後に置く
1131 文字·3 分
この順番が向く人と向かない人
1200 文字·3 分
AIに指示を出せるのは選べる人だった
1205 文字·3 分