メインコンテンツへスキップ

納得できない手段で稼げないなら、会社員を続けるしかないのか

·981 文字·2 分
mota
著者
mota
AI開発、個人開発、ベトナムでの仕事と暮らしについて書いています。
事業と働き方について考えたときの画像

事業を作りたいと思いながら、会社員を続けています。 挑戦する力が足りないのかと考えた時期もありました。

周囲を見れば、強い営業や大胆な宣伝で売上を作る人がいます。 私は同じやり方を選べませんでした。 内容より期待を大きく見せたり、相手が急いで判断するように仕向けたりすると、途中で苦しくなります。

では、倫理観を曲げられない人は会社員を続けるしかないのでしょうか。

売上の差を性格だけで説明しない
#

行動の速い人を見ると、「自分には野心がない」と説明したくなります。 しかし、売上の差には複数の条件があります。

  • 生活費を事業だけで賄う必要があるか
  • 失敗したときに負える損失はいくらか
  • 顧客の課題をどこまで具体的に知っているか
  • 販売や宣伝に使える時間があるか
  • その手段を自分が続けたいと思えるか

会社員の私には、すぐに売上を作らなければ生活できないという切迫感がありません。 それは行動を遅くする一方で、短期の売上を優先せずに試せる余白でもあります。

この条件を無視して、覚悟や性格だけを比べても答えは出ません。

倫理観は事業の制約になる
#

自分が納得できない販売方法を避ければ、選択肢は減ります。 それは確かです。

ただし、制約があるから事業を作れないとは限りません。 誰に何を届けるかを狭くし、実際に役立った結果を積み、必要な人へ届く説明を考える方法もあります。 時間はかかりますが、購入後に期待を裏切りにくく、続けやすい形です。

以前の私は、売れる人の強さだけを見ていました。 今は、売った後もその仕事を続けたいかを考えます。 自分を納得させ続けなければ実行できない方法は、私には長く保てません。

会社員か起業家かの二択ではない
#

会社を辞めるか、何も作らないか。 その二択にすると、決断できない自分を責めるだけになります。

会社員として生活を安定させながら、小さなプロダクトを作り、使った人の反応を確かめる。 売上が立てば、次に使える時間を少し増やす。 続けられる根拠が揃ったところで、働き方を考え直す。

この順番なら、倫理観を捨てる必要も、最初から人生を賭ける必要もありません。

大きく稼ぐ方法を選べないことと、価値を作れないことは別です。 私が確かめたいのは、自分が納得できる方法でも、誰かが対価を払うほどの価値を作れるかどうかです。

その答えは、比較や自己分析では出ません。 小さく作り、使ってもらった結果の中にあります。

関連記事