メインコンテンツへスキップ

承認欲求との付き合い方

·803 文字·2 分
mota
著者
mota
AI開発、個人開発、ベトナムでの仕事と暮らしについて書いています。

大学二年生の頃、インターン先の会社で、創業社長からこんな言葉を聞きました。

承認欲求は、無限にお腹が空く胃袋だ。

当時の私は、誰かよりすごくなりたかった。 認められたかった。 すごい人になりたかった。

その言葉を聞いても、すぐには納得できませんでした。 認められれば嬉しいし、評価されれば次も頑張れる。 承認されることには、確かに力があります。

満たされても、次が始まる
#

問題は、評価された後です。

一度認められると、次はそれが基準になります。 前回より大きな成果、もっと多くの人からの反応、別の場所での評価。

「これで十分だ」と自分で決めない限り、承認は満腹を作りません。 食べた分だけ胃袋が広がるように、次の評価を求める余地が増えていきます。

他人からの評価を受け取ることと、他人の評価だけで自分の価値を決めることは違いました。

自分の基準を持つ
#

承認欲求をなくす必要はありません。 誰かに認められたいと思うことは、行動のきっかけにもなるからです。

ただ、評価がないと何もできなくなると、自分の時間を他人に預けることになります。

私は、まず自分が何を達成したら「今日は十分」と思えるのかを決める必要がありました。

  • 昨日より少し前へ進んだか
  • 誰かとの約束を守れたか
  • 自分が面白いと思うことを試せたか
  • 結果が出なくても、やるべきことを一つ終えたか

こうした基準は、他人の反応の代わりになるものではありません。 評価を受け取ったとき、それに振り回されずに済む足場になります。

「満腹」を自分で決める
#

周囲の評価は、これからも気になります。 誰かが自分より大きな成果を出せば、羨ましくなるでしょう。

それでも、「もっと認められなければ足りない」と考え続けるより、自分で満腹の線を引いたほうが、次の行動を選びやすい。

承認欲求は消えません。 消えないものを敵にするより、どこまで食べたらいったん席を立つのかを決めておく。

私にとっては、それが承認欲求との付き合い方です。

関連記事