
メンバーシップをやろうと思って、いろいろ考えてきた。 「怠惰な自分でも継続できる運用設計とは?」 「“生成途中の自分”を見せるというコンセプトはどうか?」 など、方向性や思想を言語化しては、立ち止まり、書きかけては消していた。
けれど結局どこかしっくりこなかった。 「継続できる気がしない」という感覚がずっと残っていた。 なんか、自分をよく見せようとしてる気がして、背伸びが苦しくて。
そんなとき、トイレでふと思った。 売上報告だけを最低限の約束にすればいいのでは? ということを。 そしてそのままメンバーシップを開設して、トイレを出た。
つまり、個人開発での収益や伸び悩みの報告だけを毎月1回書く。 あとは自由。 たまに開発メモが投稿されてもいいし、まったく投稿されない月があってもいい。 ただ“個人開発の今”を報告することだけを最低限の提供価値にする。
これだけだとシンプルすぎてコンテンツとして弱いのでは? と思われるかもしれない。 けど、ふと気づいたんだ。 「コミュニティの入り口と出口は同じ理由になる」という仮説を自分は持っていた。
例えば、“この人の個人開発の進捗が気になる”という理由で入った人は、“最近、更新されないからもういいかな”という理由で抜けていく。 なら、入り口に「進捗報告があります」とだけ明示していれば、過剰な期待もされず、自分も無理しないで済む。
それに、思い返してみれば、「個人開発で少し稼いでる人の進捗」って意外と市場にない。 完全に成功している人の話は多い。 でも、月1万円〜10万円の層の、もがいている進捗や売上のリアルはあまり可視化されていない。 ここに価値があるんじゃないか、と。
だから、まずはやってみようと思う。 形式張らず、売上報告を月1で書くだけ。 それだけなら、自分にも続けられる気がした。 もしそこに「その情報、助かる」「自分も頑張ろうと思えた」と感じる人がいるなら、これ以上に嬉しいことはない。
それがきっと、怠惰で正直な自分が見つけた、小さな居場所のつくり方なのかもしれない。




